ツィッター  フェイスブック
韓国DEWYTREEの公式ホームページです。
新規会員登録をクリック新規会員登録 ログイン   カート
DEWYTREEとは なりたい肌 ベストセラー 製品一覧 FAQ マイページ
 
アルガン_オイル

なりたい肌を実現するDEWYTREEのスターターキット。10日間たっぷりつかえるスキンケアシリーズと5つのマスクがついたお得なキット

アンチエイジング

DEWYTREEお客様センター
03-4540-2114
(午前9時から午後1時、午後2時から午後6時まで。土・日、韓国の休日を除く)


人気のマスクパック
HOME  ビューティーコラム

ビューティーコラムでは、皮膚科学の専門家がお肌に有益な美容情報をコラムでお伝えします。

column - 7 アトピー性皮膚炎の治療と予防 
column - 6 季節の変わり目のお肌管理法 
column - 5 にきびについて-後半 
column - 4 にきびについて-前編 
column - 3 かかとの角質に悩んでいる方へ 
column - 2 肌美人の秘密、ポイントは弱酸性! 
column - 1 保湿管理の核心は油分・水分バランスです! 
  1  

中央大学病院 皮膚科 ソ・ソンジュン 教授

アトピー性皮膚炎の治療と予防

1.治療プラン

アトピー性皮膚炎はアレルギーによって皮膚に発生する慢性炎症性疾患として長期間に渡って好転と悪化を繰り返するため短い時間 で解決ができません。炎症性疾患であるため治療または症状改善のためには皮膚の炎症を抑える必要があります。
アトピー性皮膚炎にしっかり対処するためには疾病に関する正しい認知が必要です。実際に約70%の患者から皮膚管理だけでもしっ かりおこなえば年齢を重ね、最終的には完治したりかなりの回復を見ることができます。ただし個人差があるため他の患者との単純に比 較することは難しく、個々の患者に対して性格な判断なく画一的な治療や根拠のない治療方法は良くありません。したがって疾病の 経過を理解し、基本的な管理指示に従って適切に順応の高い治療計画を立てしっかりと実行せねばなりません。またアトピー性皮膚 炎は多因子性疾患を持つ病気なので1つの原因を取り除いたからといって治癒する病気ではないことも伝えなければいけません。

2.皮膚バリア機能の回復

1) 入浴
規則正しい入浴は角質層に水分を供給し汚染物質を洗い流す役割をし、しっかりと実行すればアトピー性皮膚炎治療に効果的 ですが、過度の入浴は自然保湿因子など水溶性脂質を流してしまいかえってバリア機能を弱めることになります。1日1回、ぬるま湯に 軽く体をつけたりシャワーすることを薦めます。石鹸を使う場合、低刺激性ないし弱酸性のアトピー専用石鹸を使用し、抗菌洗浄剤は 細菌への抵抗を誘導する危険があるので避けましょう。入浴直後2~3分以内に全身に保湿剤を塗ることもお勧めします。

2) 保湿剤
アトピー性皮膚炎患者の皮膚管理において皮膚バリア回復効果と皮膚炎症緩和のために適度な保湿が何よりも重要です。 また保湿剤はアトピー性皮膚炎の治療において局所ステロイドの使用量を減らすことができると認知されており保湿剤は必須だと言え るでしょう。軟膏とクリーム形態のものがローションよりも高い保湿力とバリア維持機能を発揮します。皮膚バリア機能の回復のために “water-in-oil"や "oil-in-water" emulsion 製剤を使用することもできますし、尿素が含まれる製剤は皮膚を十分に水化させる 機能があります。慢性的に角化した病変にはサリチル酸を保湿剤に追加し治療することもあります。保湿剤は塗布8時間後に当初塗 布した50%以上が失われるため繰り返し塗布し、炎症性病変が広がっていない部分にも実際には皮膚バリアの変化が訪れているた め全身に保湿剤を塗布しなくてはいけません。多様な保湿剤が市場に出回っていますので患者個々人の皮膚状態、季節、気候 状況、一日の中の時間など一番最善の保湿剤を選んで塗りましょう。
最近セラミドを利用しラメラ構造を持つMLE(multi-lamellar emulsion)で作った保湿剤、生理学的脂質(physiologic lipid) 成分、Defensamideという抗菌ペプチド合成を促進するアミノ酸誘導材、Dermaonカプセルなどを配合した保湿剤が発売され使 用されています。また皮膚の脂質と同様の成分と構成を持つskin lipid matrixを含有し皮膚の1次保護膜である皮膚脂質だけでは なく、2次保護膜である tight junctionのバリアまで回復させる、いわゆる第3世代の保湿剤が開発されて脚光を浴びています。 皮膚は通常保湿剤に耐えるますが、時には塗った場所がひりひりしたり痒く赤くなることもあります。そんな副作用が発生したならば保湿 剤を変えるほうがよいでしょう。保湿剤を塗った後に炎症が悪化したならばその内容物にラノリン、香料などに感作された可能性を疑うべ きです。保湿剤を傷ついた皮膚に塗れば局所的に刺激反応が表示されることもあります。

3.薬物治療

1) 局所ステロイド剤
局所ステロイド剤はアトピー性皮膚炎治療に一番大切な基礎となる製剤として抗炎症作用と免疫抑制作用、有糸分裂抑制作用な どのメカニズムを介して作用します。薬剤の強度によって1~7等級または4等級に別れ、皮膚炎の進行状況と治療部位、患者の年齢 に合わせて適切な薬剤を選びます。顔や外陰部は薬物吸収が高く各種ステロイド副作用が容易に発生するためなるべく低い製剤を 使用しなくてはいけません。腕や足などは中等級または強度の高い軟膏を使わなければいけません。手先や足先は経皮吸収が一番 低いため一番強い段階の製剤を短期間使用することが効果的です。年齢によっても軟膏の吸収程度が異なり、小児や高齢者は若 い成人よりも皮膚が薄く吸収率が高く、薬物代謝速度が遅いため弱い製剤を使用せねばなりません。

ここ数年は塗布方法を最適化し皮膚萎縮の可能性が低い製剤(prednicarbate, mometasone furoate, fluticasone, methylprednisolone aceponate)を使用するようになり、局所ステロイド剤による副作用の危険を飛躍的に低めることができまし た。市場にはクリーム、軟膏、ローション、ジェル形態の製剤がありますが粘液の出る病変や肘や膝など曲げる場所にはクリームやロー ションを処方し、乾燥し苔癬化(たいせんか)した慢性病変には軟膏が向いています。Finger tip unit (FTU)は塗布する量を客観 的に数値化するために考案されたもので約0.5gほどの量となります。塗る量は成人を基準に顔や首は2.5FTU、胴体と腕、足がそれ ぞれ14FTU、4FTU、8FTUと定められています。小児は成人よりも少ない量を塗布し、年齢と体表面積によって適正量を塗布します。 最初の1週間は1日2回塗布し皮膚炎を治めるのに十分な強さの製剤を使用し、治まってきたら塗布回数や薬剤の強度を低くし塗 布します。しかし皮膚が薄い部分や症状が軽い病変、治りつつある病変には1回だけ塗布するだけでも効果的であるため病変の状態 にあわせて1日1~2回塗るようにします。1日2回以上塗ったからと効果が倍増するということはありません。いったん疾患の活性が制 御された後は局所ステロイドは断続的に塗布します。通常断続的悪化を長期間に渡って制御するためには、週2回程度維持療法 を行います。

2) 局所免疫調整剤
局所タクロリムス(tacrolimus)とピメクロリムス(pimecrolimus)は非ステロイド性免疫調整剤として既存の治療に補足的に使用で きるだけではなく局所ステロイド剤の使用による発生する問題点を最小化できるという長所がある。これらはカルシニューリン(calcine urin)阻害剤として多様な経路を通じてT細胞の活性だけではなく炎症性サイトカイン(cytokine)であるIL-2,4,5なども抑制する。

タクロリムス(Protopic®)は小児には0.03%、成人には0.1%濃度を多くしようし、ステロイドによる皮膚萎縮や血管拡張を起こさな いようにするため顔や間接部位に効果的です。塗布初期の患者の50%にひりひりしたり皮膚発疹などが起きることもあります。 ピメクロリムス(Elidel®)は1%製剤として主に症状のひどくないアトピー性皮膚炎に使用します。こちらもまた塗布初期にひりひりする 症状が起こることがありタクロリムスよりも症状が軽いと言われています。これらの製剤の塗布初期に発生するひりひりとした感覚は時間 の経過によって徐々になくなっていき、塗布部位によって光過敏の症状があらわれる場合があるため紫外線カット剤をしようし太陽光線 に露出しないようにします。また皮膚に感染症があればこれらの薬剤治療を始める前にまず抗生剤治療をおこなう必要があります。

3) 皮膚2次感染の治療
アトピー性皮膚炎には細菌、ウィルス、真菌などの感染がしばしば伴うことがあり、特に黄色ブドウ球菌はスーパー抗原として作用しアト ピー性皮膚炎を悪化させることが知られている。それだけではなく、膿痂疹のような疾患を伴う場合もあります。アトピー性皮膚炎患者 は皮膚病変だけでなく正常に見える皮膚も黄色ブドウ球菌を多く保有するため通常の保菌者と2次感染(紅斑、かさぶた、水ぶくれ、 膿疱、滲出液の増加、病変の範囲が広がる、かゆみの増加など)を区分することが重要です。局所的でひどくない2次感染の場合は フシジン酸、ムピロシン、レタパムリン軟膏を塗ります。広範囲の2次細菌感染がある場合は全身の抗生物質治療をおこないます。 通常、第1世代や第2世代セファロスポリンや半合成ペニシリンを7〜10日間使用すると効果的です。エリスロマイシンは耐性菌が多い ためマクロライド系抗生物質のほうがより効果的です。ペニシリンやセファロスポリンにアレルギーがある場合にはクリンダマイシンや経口フシ ジン酸を使用できます。残念ながら、抗生物質による治療を一回終了しても黄色ブドウ球菌はすぐにコロニー形成してしまいます。だか らといって抗生剤維持療法をすればメチシリン抵抗菌コロニーの形成を引き起こす可能性があるため維持療法をすることができません。

酵母菌、白癬菌などによる2次感染もアトピー性皮膚炎の悪化要因として作用しますが、通常2次感染がある場合にのみ治療するよ うにします。ヘルペス性湿疹(Eczema herpeticum)はひどいと生命を脅かすことがあるため、アシクロビルあるいはバラシクロビルで 全身の抗ウイルス治療をおこないます。

4) シクロスポリン
局所カルシニューリン抑制剤と同じくシクロスポリンはカルシニューリン依存経路を抑制し炎症誘発サイトカイン を減少させます。 多数の臨床試験を通して成人と小児のアトピー性皮膚炎からシクロスポリンの治療効果が認証されました。シクロスポリンは治療中断 後の再発が頻繁ですが治療後疾患の重度は治療前よりも緩和されます。小児に行われた3件の研究から6~12週間の短期治療の 結果は良いが再発が頻繁で、6ヶ月以上の長期では再発が少なかった。
このような治療効果があっても、腎臓へ毒性があるため重度の治療抵抗性アトピー性皮膚炎に限定して使用するようにする。処方す る際には禁忌を排除し血圧と検査指標をよくモニターしなければなりません。治療方法は患者個人の健康状態により高容量 (3~5 mg/kg/day) または低容量 (2.5 mg/kg/day)で短期間もしくは長期間投与します。本薬品は腎臓損傷と高血圧の危 険があるため6ヶ月または最大1年の試用期間を限定しなければいけません。シクロスポリンの毒性は用量と地用期間に比例するので 一番低い有効容量を一番短い期間処方することを治療原則と捉えます。小児にはこの治療により全身の免疫抑制状態となっている 場合には予防接種の効果がない場合もあることも考慮する必要があります。

5) 光線治療
アトピー性皮膚炎においては光線治療の効果がよく知られています。アトピー性皮膚炎に使用する光線は UVA1 (340~400 nm), UVB (280~320 nm), narrow-band UVB (311~313 nm), psoralen+UVA (PUVA) などで局所ステロイド治療で効 果がなかったりステロイド剤による副作用がある重度の汎発性皮膚炎患者に使用し、局所ステロイド剤と並行させることもあります。 現在主に使用される光線治療方法はUVA-UVBの組み合わせやnarrow-band UVBであり、週2~3回おこないます。光線治療 の短期間の副作用として紅斑、皮膚の疼痛、掻痒症と色素沈着が発生することがあります。
光線治療が成功した場合には1ヶ月に1~2回の維持療法でも症状のコントロールが可能となります。小児における光線治療は可能 であれば8~10歳以上から行うようにします。

6) IFN-γ
IFN-γはIgE抗体の生成反応を抑制しTh2リンパ球の増殖と機能を減少させるサイトカインとして知られています。遺伝子組換え型 IFN-γを用いた治療は、アトピー性皮膚炎の臨床症状と血中好酸球を減少させるという報告があり、まれに使用されます。注射後の 微熱、頭痛、筋肉痛などを訴える場合があり治療後3ヶ月ほど効果が持続する場合があります。150万~200万単位を週3回2~3 週間皮下注射し反応が見られる患者には8~10週間治療を継続することが望ましい。しかし現在まで長期的効果に対する十分な臨 床研究データないため一次的に推奨される治療法はなく、基本的な治療に反応しない患者に選択的に使用することができます。

7) アザチオプリン
アザチオプリン(Azathioprine)は抗増殖作用と抗炎症作用を示すプリン類似体です。使用量は毎日kgあたり2~2.5 mgとし数週 間使用します。重度のアトピー性皮膚炎に使用し効果を見ることができますが消化障害が起こることがあり、深刻な骨髄抑制を起こす ことがあるので注意して使用する必要があります。

8) オマリズマブ
オマリズマブ(Omalizumab)は抗IgE製剤としてIgE媒介喘息治療薬として認証され、使用されている。アトピー性皮膚炎治療剤とし ての効果は議論がありますが血中IgEが上昇しているアトピー性皮膚炎患者に投与する場合、治療効果があるという報告があるため 既存の治療に反応がない重度のアトピー性皮膚炎の場合オマリズマブ投与を試みることもあります。

9) アレルゲン免疫療法
基本的にアレルギー免疫治療は食品アレルギー、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹および血管浮腫などには効果がないと報告されて いる。最近では吸入抗原に感作されたアトピー性皮膚炎患者では、免疫療法の有効性についての報告がいくつか出ていますが、議論 の余地があります。

アレルゲン(Allergens)

1) 食物抗原
食品によるアレルギー症状は個人によって差が大きくアトピー性皮膚炎の原因として飲食物抗原が関わっているのかについても最近でも 議論の余地があります。時に成長期にある小児の食品の摂取量が過度に制限されることで栄養不足に起因する成長や発達の障害を 経験する場合もよくあります。したがって牛乳、卵白、小麦粉、魚、ピーナツなどアレルギーを起こす食品であっても無条件に摂取を避け ることは望ましくありません。食品摂取制限の前にプリックテスト(skin prick test)、血液検査、フードダイアリー(diet diary)や削除 食、誘発検査などを通じた食物アレルギーを確認する過程を先行させるべきです。乳児に発生した場合と通常の治療にうまく反応し ないアトピー性皮膚炎患者では食物抗原が関連して起こる場合が多く、3歳以上では食物による皮膚炎の誘発や悪化はあまり一般 的ではないと知られています。

2) 吸入抗原
アトピー性皮膚炎患者はハウスダストやゴキブリ、花粉、動物の毛のような吸入抗原に過敏反応を起こす場合が多くあります。 この中で最も陽性反応を見せるのがダニです。ダニのいない環境を作るためには殺虫剤や透過性のないベッドカバー、ゴアテックス素材の 枕カバー、空気清浄機などを使用することが効果的であり、カーペットを取り除いたりハウスダストが少ない環境に移動すると、症状の緩 和に役立ちます。動物の毛も同じく皮膚を刺激することがあるので重度の症状の場合犬や猫のようなペットを飼わないほうが良いでし ょう。また吸入抗原の排除のために掃除は掃除機と塗れた雑巾を一緒に使用します。過敏反応を引き起こす物質にたいして減感作療 法が有用であるという報告もあります。

3) 接触抗原
アトピー性皮膚炎患者では、接触抗原への感作がうまく起こらないことが知られていますが、ニッケルや局所治療剤成分の接触性皮膚 炎の頻度は、健康な人よりも高いことが報告されています。したがって治療にあまり反応がない患者には接触皮膚炎が同時に伴ってい ないか考慮せねばなりません。

4) 精神的な要因
ストレスや精神的緊張がかゆみを誘発し皮膚炎を悪化させることがあります。アトピー性皮膚炎患者は本人の皮膚疾患により多くの精神的ストレスを受けており、自身の皮膚にたいする劣等感、羞恥心によりとても敏感で、耐え切れずうつ病に陥りやすいものです。 一部では傷つける行動が単純な習慣や第二次疾病利得(secondary gain)のための場合もあります。そのため精神的または精神的 緊張を緩和させるように両親と家族の暖かい関心が必要であり時には精神科的治療が症状を調整できる場合もあります。

TOPへ戻る